名馬の記憶を、
再生する。
サイトの出馬表
このサイトの、すべての入口。- 今週の競馬WEEKLY重賞日程・観戦コラム・展開シミュレーション
- 名馬録HORSES馬柱と映像で辿る、一頭の全成績と引退後
- レースRACES重賞ごとの歴代優勝馬と、その映像
- 年表TIMELINE一年一走 — 1950年から、年ごとの紙面で
- 物語STORIES三冠馬の系譜、芦毛の怪物たち — 連載読み物
- 牧場帖BOKUJŌ-CHŌ北海道 — 引退馬たちの「いま」を訪ねる帳面
- ドリームレースDREAM時代を越えた夢の一戦を、千回走らせる
- このサイトについてABOUT方針・映像と画像の扱い・お問い合わせ
物語で辿る
テーマ別に名馬の歴史を読む・観る年表ICHINEN-ISSO — 2400m
牧場帖
一年ずつ、顔ぶれをたどる。引退した名馬たちの繋養・在籍と映像を綴る帳面。名馬録
スライダーを動かすと、その世代に生まれた馬を獲得賞金の多い順で表示します。
トップナイフ
通算成績19戦3勝
獲得賞金1億9,624万円
生年月日 2020.03.09(令和2年)毛色 青鹿毛性 牡
全成績
主要戦績(抜粋)・新しい順| 年月日 | 着順 | レース | コース | 人気 | 騎手 | タイム | 上り3F | 映像 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | GII札幌記念 | 札幌 芝2000 | 10人気 | 横山典弘 | 2:01.5 | 上り36.2 | 映像 | |
| 10 | GIII函館記念 | 函館 芝2000 | 4人気 | 横山和生 | 1:59.2 | 上り36.8 | 映像 | |
| 11 | GIIIエプソムカップ | 東京 芝1800 | 11人気 | 横山和生 | 1:45.3 | 上り36.3 | 映像 | |
| 3 | LアンドロメダS | 京都 芝2000 | 2人気 | 横山典弘 | 1:59.7 | 上り34.4 | — | |
| 9 | GII毎日王冠 | 東京 芝1800 | 12人気 | 横山和生 | 1:45.6 | 上り33.0 | 映像 | |
| 6 | GII札幌記念 | 札幌 芝2000 | 7人気 | 田辺裕信 | 2:00.4 | 上り35.1 | 映像 | |
| 10 | GIII函館記念 | 函館 芝2000 | 2人気 | 横山和生 | 2:00.4 | 上り36.2 | 映像 | |
| 14 | GI菊花賞 | 京都 芝3000 | 8人気 | 横山典弘 | 3:05.0 | 上り36.4 | 映像 | |
| 2 | GII札幌記念 | 札幌 芝2000 | 9人気 | 横山和生 | 2:02.2 | 上り36.9 | 映像 | |
| 14 | GI東京優駿 | 東京 芝2400 | 10人気 | 横山典弘 | 2:26.2 | 上り33.1 | 映像 | |
| 7 | GI皐月賞 | 中山 芝2000 | 9人気 | 横山典弘 | 2:01.5 | 上り36.4 | 映像 | |
| 2 | GII報知弥生ディープ記念 | 中山 芝2000 | 1人気 | 横山典弘 | 2:00.6 | 上り34.9 | 映像 | |
| 2 | GIホープフルS | 中山 芝2000 | 7人気 | 横山典弘 | 2:01.5 | 上り35.0 | 映像 | |
| 2 | GIIIラジオN杯京都2歳S | 阪神 芝2000 | 3人気 | 横山典弘 | 2:00.5 | 上り35.3 | 映像 | |
| 1 | L萩S | 阪神 芝1800 | 6人気 | 横山典弘 | 1:46.2 | 上り33.9 | — | |
| 4 | OP野路菊S | 中京 芝2000 | 4人気 | 横山典弘 | 2:01.7 | 上り34.9 | — | |
| 1 | 2歳未勝利 | 札幌 芝2000 | 3人気 | 横山和生 | 2:02.5 | 上り36.7 | — | |
| 3 | 2歳未勝利 | 札幌 芝1800 | 1人気 | 横山和生 | 1:51.4 | 上り36.7 | — | |
| 6 | 2歳新馬 | 札幌 芝1800 | 3人気 | 横山和生 | 1:52.9 | 上り35.9 | — |
血統
金色の名は 名馬ジャーニー に掲載 — その馬のページへ| 父デクラレーションオブウォー | War Front | Danzig |
| Starry Dreamer | ||
| Tempo West | Rahy | |
| Tempo | ||
| 母ビーウインド | スピニングワールドSpinning World | Nureyev |
| Imperfect Circle | ||
| ビクトリーマッハ | バンブーアトラス | |
| ワンスウエドOnce Wed |
旅程 — この馬の物語
2020年生まれの青鹿毛の牡馬。父デクラレーションオブウォー、母ビーウインド。主な勝ち鞍は札幌記念。
刃の名を負って
2020年3月9日、北海道浦河の杵臼牧場に一頭の青鹿毛の牡駒が生まれた。父はデクラレーションオブウォー、母はビーウインド。馬主・安原浩司が授けた名はトップナイフ——「超一流の技術」を意味する、刃物の名である。/栗東・昆貢厩舎に入り、2022年7月24日、札幌の芝1800mでデビュー。鞍上は横山和生。横山家は父・典弘、その長男・和生、三男・武史と、三代にわたって鞍にまたがる一族だ。デビュー戦こそ6着に沈んだが、三戦目、9月4日の札幌・未勝利戦を和生の手綱で勝ち上がる。横山家でこの馬に最初の白星を贈ったのは、父ではなく長男の和生だった。/野路菊ステークスからは父・横山典弘が手綱を引き継ぐ。そして10月29日、阪神の萩ステークス(L)を6番人気で快勝。まだ2歳の秋、刃はたしかに切れ味を見せ始めていた。
あと一歩の刃
刃は鋭かった。ただ、あと一歩が、いつも届かなかった。/11月26日、京都2歳ステークス(阪神開催)で2着。年の瀬の12月28日、中山のホープフルステークス。GIの大舞台で、7番人気のトップナイフは自らハナに立ち、1000m通過61秒5の流れをつくった。直線は、2番手から抜け出した14番人気ドゥラエレーデとの一騎打ち。写真判定——わずかに、勝ち名乗りはもう一頭に上がった。ハナ差の2着である。/先頭を走り、最後にかわされる。この馬の物語には、いつしか「2着」の文字がつきまとうようになる。
クラシックという春
明けて2023年、3月の弥生賞ディープインパクト記念で、トップナイフはついに1番人気に推された。キャリアの絶頂だった。好位の内で折り合い、直線は最内を突いて伸びる。だが、先に抜け出したタスティエーラを捉えきれず、1馬身差の2着。三たびの銀メダルだった。/彼を負かしたタスティエーラは、そのまま東京優駿(ダービー)の栄冠まで駆け上がる。同じ舞台で、トップナイフは14着に終わった。皐月賞は7着、秋の菊花賞は14着。手が届きかけていたはずのクラシックは、春の光ごと遠ざかっていった。1番人気に応えられなかった重さだけが、残った。
勝てない季節
3歳の夏、札幌記念。9番人気のトップナイフは、圧勝したプログノーシスの後ろで2着に粘った。鞍上は再び長男・和生。ダービー帰りの厳しい臨戦過程を思えば、上々の走りだった。刃は鈍っていない。ただ、勝てない。/そこからが長かった。4歳は函館記念10着、札幌記念6着、毎日王冠9着。秋のアンドロメダステークスで3着に食い込んだものの、勝ち負けには届かない。5歳の春もエプソムカップ11着、函館記念10着。ホープフルで2着に迫った逸材は、いつしか二桁人気の常連になっていた。切れ味を秘めたまま、勝ち星だけが、もう二度と来ないように思われた。
三度目の札幌、横山家の午後
2025年8月17日、札幌記念。トップナイフにとっては三度目の挑戦だった。一昨年は2着、昨年は6着。単勝は10番人気に沈んでいた。鞍上は横山典弘、57歳。/向正面の内から少しずつ位置を押し上げ、直線で内を割って抜け出す。2着のココナッツブラウンを1馬身抑え、3着にアラタ。萩ステークス以来、実に2歳時以来の勝利であり、トップナイフにとって初めての重賞タイトルだった。同時に典弘は、自らの持つJRA重賞最年長勝利記録を、57歳5か月26日へと更新した。結果が出なくても、陣営も厩務員も調教師も馬主も我慢して、好きなように乗らせてくれた——その辛抱に馬が応えてくれたのだと、ベテランは静かに振り返った。/この日は、横山家の午後でもあった。約20分前、中京記念を三男・武史がマピュースで制していたのだ。父と子の同日重賞制覇は、一族で初めてのこと。かつて長男・和生がこの馬に初勝利を贈り、いま父・典弘が最後の——そして最大の一勝を掴んだ。刃は、四年をかけて、ただ一度、まっすぐに獲物を捉えた。
オペラオーの血
トップナイフの母ビーウインドは、七夕賞2着のステラウインドを半兄に持つ牝馬である。母の母ビクトリーマッハをたどれば、その半兄には、皐月賞と天皇賞・春の連覇を含むGI7勝を挙げた世紀末の名馬テイエムオペラオーがいる。かつて古馬の頂点を極めた一族の血が、遠く札幌の10番人気に流れていた。/派手なタイトルは、生涯にただ一つ。それでも「超一流の技術」の名を負った刃は、四年の歳月と、横山家三代の手を経て、たしかに一度、深く通った。あと一歩に泣きつづけた馬が最後に掴んだ一勝は、どんなGIより長く語るに足る。
このサイトについて
名馬ジャーニーとは
名馬ジャーニーは、競馬の名レースと、引退した馬たちのその後を記録する、個人運営のアーカイブサイトです。数分のレースだけでなく、馬がターフを去ってからの時間まで辿れることを大切にしています。JRAなどの競馬主催者・関連団体とは関係のない、一人の競馬好きが続けている場所です。
情報について
本サイトの競走馬プロフィールやレース記録は、報道記事やWikipediaなど、一般に公開されている情報をもとに、当サイトの言葉で整理・編集しています。各馬の歩みをたどる読み物には、参考にした記事の出典を末尾に記載し、引用は必要な範囲にとどめています。
競走成績などのデータは、Wikipediaを主として一般に公開されている情報を参考に、当サイトが独自に整理・編集したものです。JRAの公式サイトやJRA-VAN、netkeibaといった競馬情報サービスのデータベースを転載・複製したものではありません。個人が公開情報をもとにまとめたものであり、内容の正確性を保証するものではありません。
文章の制作には生成AIを活用し、運営者が確認のうえ公開しています。ただし個人による運営で、一部は自動的に更新されるため、誤りや古くなった情報が含まれている場合があります。誤りにお気づきの際は、お知らせいただけると幸いです。馬券の購入その他の判断は、JRA・各主催者の公式発表にもとづき、ご自身の責任で行ってください。
画像について
本サイトに掲載している競走馬のイラストなどの画像は、AIで生成したオリジナルのものです。実在する写真を複製・加工したものではありません。競走馬の毛色や特徴を完全に再現できるものではない点は、あらかじめご了承ください。なお、映像のサムネイルは、YouTube上の各動画のサムネイル画像を表示しています。
映像について
本サイトのレース映像は、競馬主催者などの公式チャンネルが公開し、埋め込みを許可している動画だけを、YouTubeの標準的な埋め込み機能でご紹介しています。権利者に無断で転載された映像は扱いません。牧場の映像も同じ仕組みで、牧場や、牧場を訪ねた方々が自身のチャンネルで公開している動画をご紹介しています。
動画は埋め込み先でもYouTube上で再生され、再生数・広告収益はすべて各チャンネルに帰属します。あわせて各チャンネルの登録ボタンを設け、ご覧になった方が配信元のチャンネルへ辿り着けるようにしています。本サイトが動画ファイルを保存・配信することはありません。
名レースの記憶を残し、馬たちの引退後まで辿るこのサイトが、その映像を遺してくださった各チャンネルと、新しい競馬ファンとの出会いに少しでも役立てば幸いです。
広告について
本サイトは、運営を続けるための費用にあてるため、競走馬プロフィールや成績表など、当サイトが制作したコンテンツが主体のページに広告を掲載することがあります。動画の視聴が主となる場面には広告を置きません。アフィリエイトリンクなどを掲載する場合は、広告であることがわかる表示を行います。
アクセス解析について
本サイトは、閲覧状況の把握と改善のため、Googleアナリティクスを利用しています。GoogleアナリティクスはCookieを用いてアクセス情報を収集しますが、個人を特定する情報は含まれません。仕組みの詳細はGoogleのポリシーと規約をご確認ください。Cookieは、お使いのブラウザの設定で無効にすることもできます。
免責事項
掲載内容には正確を期していますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本サイトの利用、およびリンク先の外部サイトの利用によって生じた損害について、運営者は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせ・権利者の方へ
掲載内容についてのお問い合わせ、誤りのご指摘、掲載をご希望されない場合の削除・修正のご依頼を承ります。権利者やご関係者の方からのお申し出には、内容を確認のうえ、速やかに対応いたします。お問い合わせ先は、準備が整い次第このページに掲載いたします。映像については、各チャンネル側の設定でも表示を停止いただけます。