名馬の記憶を、
再生する。
サイトの出馬表
このサイトの、すべての入口。- 今週の競馬WEEKLY重賞日程・観戦コラム・展開シミュレーション
- 名馬録HORSES馬柱と映像で辿る、一頭の全成績と引退後
- レースRACES重賞ごとの歴代優勝馬と、その映像
- 年表TIMELINE一年一走 — 1950年から、年ごとの紙面で
- 物語STORIES三冠馬の系譜、芦毛の怪物たち — 連載読み物
- 牧場帖BOKUJŌ-CHŌ北海道 — 引退馬たちの「いま」を訪ねる帳面
- ドリームレースDREAM時代を越えた夢の一戦を、千回走らせる
- このサイトについてABOUT方針・映像と画像の扱い・お問い合わせ
物語で辿る
テーマ別に名馬の歴史を読む・観る年表ICHINEN-ISSO — 2400m
牧場帖
一年ずつ、顔ぶれをたどる。引退した名馬たちの繋養・在籍と映像を綴る帳面。名馬録
スライダーを動かすと、その世代に生まれた馬を獲得賞金の多い順で表示します。
スプリングゲント
通算成績50戦10勝
獲得賞金3億5,194万円
生年月日 2000.04.30(平成12年)毛色 鹿毛性 牡
全成績
主要戦績(抜粋)・新しい順| 年月日 | 着順 | レース | コース | 人気 | 騎手 | タイム | 上り3F | 映像 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 11 | JGⅠ中山大障害 | 中山 障4100 | 9人気 | 白浜雄造 | 4:49.9 | 上り14.1 | 映像 | |
| 11 | 3歳以上1000万下 | 京都 ダ1800 | 11人気 | 白浜雄造 | 1:55.7 | 上り40.5 | — | |
| 4 | JGⅠ中山大障害 | 中山 障4100 | 7人気 | 白浜雄造 | 4:49.8 | 上り14.1 | 映像 | |
| 15 | 3歳以上1000万下 | 阪神 ダ1800 | 15人気 | 白浜雄造 | 1:57.5 | 上り40.6 | — | |
| 5 | JGⅠ中山大障害 | 中山 障4100 | 5人気 | 白浜雄造 | 4:45.4 | 上り13.9 | 映像 | |
| 16 | 3歳以上1000万下 | 阪神 ダ2000 | 15人気 | 白浜雄造 | 2:13.4 | 上り41.0 | — | |
| 1 | JGⅠ中山グランドジャンプ | 中山 障4250 | 2人気 | 白浜雄造 | 4:49.1 | 上り13.6 | 映像 | |
| 2 | 阪神スプリングJ | 阪神 障3900 | 2人気 | 白浜雄造 | 4:24.4 | 上り13.6 | — | |
| 4 | JGⅠ中山大障害 | 中山 障4100 | 4人気 | 白浜雄造 | 4:45.5 | 上り13.9 | 映像 | |
| 12 | 3歳以上1000万下 | 京都 ダ1800 | 14人気 | 白浜雄造 | 1:54.0 | 上り37.9 | — | |
| 15 | 3歳以上1000万下 | 京都 ダ1800 | 15人気 | 白浜雄造 | 1:54.1 | 上り37.6 | — | |
| 1 | JGⅡ京都ハイジャンプ | 京都 障3930 | 1人気 | 小坂忠士 | 4:28.3 | 上り13.7 | — | |
| 1 | JGⅡ東京ハイジャンプ | 東京 障3300 | 1人気 | 白浜雄造 | 3:40.5 | 上り13.4 | — | |
| 1 | 京都ジャンプS | 京都 障3170 | 1人気 | 小坂忠士 | 3:38.2 | 上り13.8 | — | |
| 1 | 障害4歳以上OP | 中山 障3200 | 1人気 | 白浜雄造 | 3:33.3 | 上り13.3 | — | |
| 1 | 障害4歳以上OP | 阪神 障3140 | 1人気 | 白浜雄造 | 3:30.1 | 上り13.4 | — | |
| 1 | 障害4歳以上未勝利 | 阪神 障3000 | 3人気 | 白浜雄造 | 3:26.9 | 上り13.8 | — | |
| 8 | 許波多特別 | 京都 芝2200 | 9人気 | 幸英明 | 2:17.0 | 上り35.2 | — | |
| 15 | 八瀬特別 | 京都 芝2400 | 15人気 | 秋山真一郎 | 2:27.6 | 上り38.6 | — | |
| 8 | 北大路特別 | 京都 芝2000 | 9人気 | 秋山真一郎 | 2:00.0 | 上り35.9 | — | |
| 7 | 三田特別 | 阪神 芝2200 | 10人気 | 幸英明 | 2:17.4 | 上り37.0 | — | |
| 1 | 4歳以上500万下 | 東京 芝2300 | 5人気 | 柴山雄一 | 2:20.6 | 上り36.3 | — | |
| 5 | 4歳以上500万下 | 京都 芝2000 | 8人気 | 幸英明 | 2:01.0 | 上り34.3 | — | |
| 10 | 4歳以上500万下 | 京都 芝1600 | 4人気 | 幸英明 | 1:34.1 | 上り34.8 | — | |
| 5 | 4歳以上500万下 | 阪神 ダ1800 | 1人気 | 幸英明 | 1:55.8 | 上り37.0 | — | |
| 3 | 4歳以上500万下 | 阪神 ダ1800 | 2人気 | 幸英明 | 1:55.2 | 上り38.8 | — | |
| 2 | 4歳以上500万下 | 京都 ダ1800 | 2人気 | 幸英明 | 1:54.5 | 上り36.6 | — | |
| 2 | 4歳以上500万下 | 京都 ダ1800 | 4人気 | 幸英明 | 1:52.3 | 上り37.6 | — | |
| 3 | 3歳以上500万下 | 阪神 ダ1800 | 6人気 | 幸英明 | 1:54.0 | 上り39.6 | — | |
| 15 | 鳴海特別 | 中京 芝2000 | 11人気 | 秋山真一郎 | 2:02.1 | 上り37.4 | — | |
| 9 | 奥の細道特別 | 福島 芝2600 | 7人気 | 内田浩一 | 2:42.7 | 上り36.6 | — | |
| 12 | 4歳以上1000万下 | 阪神 ダ1800 | 9人気 | 吉田稔 | 1:54.2 | 上り38.2 | — | |
| 13 | 吹田特別 | 阪神 ダ1800 | 6人気 | 安藤光彰 | 1:55.1 | 上り37.9 | — | |
| 7 | 4歳以上1000万下 | 阪神 ダ1800 | 7人気 | 秋山真一郎 | 1:52.3 | 上り37.3 | — | |
| 2 | 4歳以上1000万下 | 京都 ダ1800 | 11人気 | 向山牧 | 1:53.6 | 上り37.8 | — | |
| 12 | 木津川特別 | 京都 芝1600 | 10人気 | 太宰啓介 | 1:36.4 | 上り35.1 | — | |
| 9 | 伏見特別 | 京都 芝1600 | 14人気 | 太宰啓介 | 1:35.0 | 上り35.1 | — | |
| 8 | 摂津特別 | 阪神 芝1600 | 11人気 | 太宰啓介 | 1:35.1 | 上り34.7 | — | |
| 取 | 衣笠特別 | 京都 芝1800 | 松永幹夫 | — | — | |||
| 8 | 日南特別 | 小倉 芝1800 | 9人気 | 秋山真一郎 | 1:47.6 | 上り35.8 | — | |
| 5 | 三木特別 | 阪神 芝2000 | 14人気 | 秋山真一郎 | 2:03.7 | 上り37.7 | — | |
| 10 | 白百合S | 中京 芝1800 | 10人気 | 柴原央明 | 1:49.0 | 上り35.8 | — | |
| 10 | OP葵S | 京都 芝1400 | 13人気 | 小林徹弥 | 1:22.5 | 上り35.4 | — | |
| 1 | あやめ賞 | 京都 芝1600 | 4人気 | 岩田康誠 | 1:35.3 | 上り35.9 | — | |
| 4 | 3歳500万下 | 阪神 芝1400 | 4人気 | 松永幹夫 | 1:22.9 | 上り36.2 | — | |
| 3 | フリージア賞 | 中京 芝2000 | 8人気 | 柴原央明 | 2:02.7 | 上り35.9 | — | |
| 8 | つばき賞 | 京都 芝2000 | 6人気 | 秋山真一郎 | 2:04.8 | 上り38.1 | — | |
| 5 | 梅花賞 | 京都 芝2400 | 5人気 | 秋山真一郎 | 2:31.5 | 上り35.3 | — | |
| 1 | 3歳未勝利 | 小倉 芝1800 | 1人気 | 秋山真一郎 | 1:48.9 | 上り37.1 | — | |
| 3 | 2歳新馬 | 阪神 芝1600 | 4人気 | 石橋守 | 1:39.0 | 上り38.3 | — | |
| 3 | 2歳新馬 | 阪神 芝1600 | 8人気 | 石橋守 | 1:37.0 | 上り35.8 | — |
血統
金色の名は 名馬ジャーニー に掲載 — その馬のページへ| 父オペラハウスOpera House | Sadler's Wells | Northern Dancer |
| Fairy Bridge | ||
| Colorspin | High Top | |
| Reprocolor | ||
| 母スプリングマドンナ | ニッポーテイオー | リィフォーLypheor |
| チヨダマサコ | ||
| ハイランドファンタジーHighland Fantasy | Alleged | |
| シアーファンタジーSheer Fantasy |
旅程 — この馬の物語
2000年生まれの鹿毛の牡馬。父オペラハウス、母スプリングマドンナ。
様似の鹿毛
2000年4月30日、北海道様似町。堀弘康の牧場で、鹿毛の牡駒が生まれた。父はオペラハウス、母はスプリングマドンナ。名は母と同じ「スプリング」で始まり、ゲントと続く。欧字表記はSpring Ghent。ゲントは、ベルギーの古い街の名である。 父オペラハウスは、1993年にコロネーションカップ、エクリプスステークス、キングジョージ六世&クイーンエリザベスステークスを続けて勝った英国の中長距離馬だ。翌年から日本で種牡馬になり、テイエムオペラオーとメイショウサムソンを送り出した。切れ味より粘りで走る産駒が多く、道悪も洋芝も苦にしない。障害を跳ぶ産駒が数多く重賞を勝ったことでも知られる。 母の父はニッポーテイオー。1987年の天皇賞(秋)とマイルチャンピオンシップ、翌1988年の安田記念を制した、昭和末期を代表するマイラーである。二四〇〇メートルのキングジョージを勝った父と、一六〇〇メートルで切れた母の父。この牡駒がどちらの血を濃く継いだのかは、走らせてみるまで分からない。 育成を受け持ったのは浦河の武田ステーブル。メジロ牧場の場長として「メジロの頭脳」と呼ばれた武田茂男が、1997年に自分で開いた牧場である。馬主は加藤春夫。預けられた先は、栗東の野村彰彦厩舎だった。野村は愛知県一宮市の生まれで、1962年に騎手としてデビューし、1987年に厩舎を構え、1997年にキョウエイマーチで桜花賞を勝っている。 2002年12月1日、阪神の芝一六〇〇メートル、二歳新馬。石橋守を背に八番人気で三着。三週間後、同じ阪神の同じ距離でもう一度新馬戦に出て、これも三着だった。
三十三度の平地
初勝利は年が明けてすぐに来た。2003年1月19日、小倉の芝一八〇〇メートル、三歳未勝利。鞍上は秋山真一郎、かつて野村厩舎に所属していた騎手である。一番人気に応えた。 五月には京都のあやめ賞を岩田康誠で勝ち、二勝目。だが、上のクラスへ行くと足りなかった。オープンの葵ステークスは十着、続く白百合ステークスも十着。夏を越え、秋を越えても勝てない。そのあとも条件戦を回り続けた。芝とダート、一四〇〇から二六〇〇まで、試せるものは一通り試している。 三勝目まで、二年一か月かかった。2005年6月12日、東京の芝二三〇〇メートル。直前まで七戦続けて幸英明が乗り、二着が二度、三着が二度あった。その次の一戦で柴山雄一に乗り替わり、ようやく届いた。 昇級すれば、また足りない。2006年2月4日、京都の許波多特別で八着。平地を走ったのは、これが最後になった。デビューから三十三度走って、三勝。六歳の冬である。
六戦六勝
三週間後、この馬は障害のゲートに入った。 2006年2月26日、阪神の障害四歳以上未勝利、三〇〇〇メートル。鞍上に白浜雄造を迎える。長崎県佐世保市の生まれ、1998年デビューで、二年目に東京ハイジャンプを勝って障害重賞を初めて手にした騎手である。三番人気だった。二着に0秒7をつけて勝った。 そこからが速い。三月に阪神のオープン、四月に中山のオープン。五月十三日の京都ジャンプステークスは小坂忠士が乗り、二番手三番手から押し切って重賞初制覇。六月十日の東京ハイジャンプは白浜に戻り、最後の障害で先頭に立つとそのまま譲らなかった。秋初戦の京都ハイジャンプでは小坂を背に逃げ、二着マルブツトップに八馬身をつけている。 障害に転じて六戦、六勝。初戦こそ三番人気だったが、残る五戦はすべて一番人気だった。平地で三年余りかけて三つしか勝てなかった馬が、一年足らずで六つ勝ったことになる。父の血がどちらに出たのか、その答えは芝ではなく、障害コースのほうに置かれていた。 ところが京都ハイジャンプのあと、右の前脚に浅屈腱炎が見つかる。腱を傷める故障で、治るまでに年単位の時間がかかる。障害では一度も負けないまま、六歳の秋に競馬場から消えた。
年に二度しか開かない場所
戻ってきたのは2008年の秋だった。十月と十一月に京都のダート一八〇〇メートルを二度使い、十五着と十二着。障害の馬が体を作るために平地を叩くのは珍しくない。ただ、二年ぶりに競馬場へ入ったときの馬体は五百三十四キロあった。休養に入る前より二十二キロ重い。 十二月二十七日、中山。第百三十一回中山大障害。 中山競馬場には、年に二度しか使わないコースがある。芝コースを斜めに横切る襷コース、通称・大障害コースだ。ここに据えられた大竹柵と大生垣は、どちらも高さが百六十センチある。生垣は幅が二百四十センチ。中山大障害と中山グランドジャンプの日にだけ、その扉が開く。 八歳、五百二十六キロ、四番人気。白浜を背に、この馬は前へ行った。一コーナーでは先頭を争う位置にいて、二コーナーでは二番手。三コーナーも四コーナーも、上位のまま回っている。直線で差してきたのが、のちに2008年度の最優秀障害馬に選ばれるキングジョイだった。前ではメルシーエイタイムが粘り、テイエムトッパズレが三着に踏ん張る。 四着。勝ち馬から0秒5、三着とはクビ差である。二年の休養を挟んで三戦目、しかも初めて跳ぶ大障害コースだった。 年が明けて三月十四日、重馬場の阪神スプリングジャンプ。トーワヒヨシマルと同じ四分二十四秒四で走り、二着。この日、キングジョイは四着に沈んでいる。
クビ
2009年4月18日、中山グランドジャンプ。晴れ、芝は良。四千二百五十メートル。 人気は二頭に集中していた。前の暮れに中山大障害を勝った馬と、その四着に走った馬。残る十三頭は、どれも単勝が十倍を超えている。 ゲートが開くと、コウヨウウェーブが飛び出した。隊列は縦に長く伸びていく。白浜は追わない。一コーナーで、この馬は五、六番手あたりにいた。キングジョイは、それより前を走っている。 二コーナーで、二頭が並んだ。 襷コースへ折れ、大竹柵を跳ぶ。逆回りになって、大生垣を跳ぶ。また順回りに戻る。残り千メートルのあたりで、伸びきっていた隊列が一気に詰まった。前と後ろの差が消えた、その瞬間に二頭が動いた。まだ待っていい場所である。二頭とも、待たなかった。 三コーナーを回り終えたとき、二頭は完全に抜け出していた。三番手との間にあるのは、差というより空白だった。四コーナーは、ほとんど並んだまま回った。 最後の障害が来る。跳ぶ。あとはもう、走るだけになった。 キングジョイが詰めてくる。詰められたぶんを、この馬が押し返す。それが何度か繰り返されて、決勝線が来た。 クビ。 二着から三着までは大差がつき、四着はそこからさらに九馬身離れていた。勝負をしていたのは、この二頭だけである。九歳の春に、スプリングゲントは初めてのJ・GIを手にした。
二度目の空白
その年の秋、左の前脚に浅屈腱炎が見つかった。今度は反対の脚だった。 競馬場に戻るまで、二年八か月かかっている。 2011年12月3日、阪神のダート二〇〇〇メートルで十六着。勝ち馬から七秒七も離された。それでも三週間後、この馬は中山にいる。十二月二十四日の中山大障害を、十一歳で五着。勝ったのはマジェスティバイオで、その父もオペラハウスだった。四歳の産駒が勝った四千百メートルを、十一歳の産駒が追いかけたことになる。 翌2012年も順序は同じである。阪神のダートを一度使い、中山へ。十二歳、七番人気。この日は三コーナーで先頭に立ち、四コーナーも先頭で回った。直線で三頭に交わされて四着、五着とはアタマ差だった。 2013年の春、左の第三中手骨遠位に剥離骨折が見つかる。秋、また平地を一度叩き、また中山へ向かった。十二月二十一日、第百三十六回中山大障害。十三歳。二コーナーまで二番手を走り、そこから後退して十一着。 四日後の12月25日付で、競走馬登録が抹消された。五十戦十勝である。
戻ってきた馬
引退後は乗馬になった。 競馬場を離れていた時間を足すと、四年半を超える。2006年の秋から2008年の秋まで、2009年の春から2011年の暮れまで。左右の前脚を一度ずつ傷めて、二度とも戻ってきた。九歳でJ・GIを勝ち、十三歳で大障害のゲートに入る。その現役生活は、のちに「不死鳥」になぞらえて語られた。 野村彰彦にとって、中山グランドジャンプは調教師として二つ目のGIだった。一つ目は1997年の桜花賞、牝馬クラシックの一六〇〇メートル。二つ目は九歳牡馬の四千二百五十メートル。競馬の中でこれ以上ないほど離れた二つを、十二年を隔てて勝ったことになる。2014年に定年で厩舎を閉じ、2021年9月13日に亡くなった。生まれた日と、同じ日付だった。 白浜雄造は、2006年2月の障害未勝利戦から2013年12月の中山大障害まで、この馬に十五回騎乗している。中山グランドジャンプの一勝は、それまでの最多記録を塗り替える障害重賞十六勝目でもあった。記録はその後、二十一まで伸びる。2022年8月、小倉サマージャンプの飛越で落馬して頭部を負傷し、長い療養に入った。後遺症は残り、2025年2月末に騎手を引退している。 襷コースは、年に二度しか開かない。その二度に、スプリングゲントは五回間に合った。2008年、2009年、2011年、2012年、2013年。その五度に挟まれた二年八か月と、手前の二年は、脚を治すことに使われている。 勝ったのは、そのうちの一度きりだ。それでも五度とも、中山にはこの鹿毛がいて、白浜がその背にいた。大生垣は、どの年も同じ高さで立っている。九歳の春も、十三歳の暮れも、スプリングゲントはまずそこへ向かって走り出した。
このサイトについて
名馬ジャーニーとは
名馬ジャーニーは、競馬の名レースと、引退した馬たちのその後を記録する、個人運営のアーカイブサイトです。数分のレースだけでなく、馬がターフを去ってからの時間まで辿れることを大切にしています。JRAなどの競馬主催者・関連団体とは関係のない、一人の競馬好きが続けている場所です。
情報について
本サイトの競走馬プロフィールやレース記録は、報道記事やWikipediaなど、一般に公開されている情報をもとに、当サイトの言葉で整理・編集しています。各馬の歩みをたどる読み物には、参考にした記事の出典を末尾に記載し、引用は必要な範囲にとどめています。
競走成績などのデータは、Wikipediaを主として一般に公開されている情報を参考に、当サイトが独自に整理・編集したものです。JRAの公式サイトやJRA-VAN、netkeibaといった競馬情報サービスのデータベースを転載・複製したものではありません。個人が公開情報をもとにまとめたものであり、内容の正確性を保証するものではありません。
文章の制作には生成AIを活用し、運営者が確認のうえ公開しています。ただし個人による運営で、一部は自動的に更新されるため、誤りや古くなった情報が含まれている場合があります。誤りにお気づきの際は、お知らせいただけると幸いです。馬券の購入その他の判断は、JRA・各主催者の公式発表にもとづき、ご自身の責任で行ってください。
画像について
本サイトに掲載している競走馬のイラストなどの画像は、AIで生成したオリジナルのものです。実在する写真を複製・加工したものではありません。競走馬の毛色や特徴を完全に再現できるものではない点は、あらかじめご了承ください。なお、映像のサムネイルは、YouTube上の各動画のサムネイル画像を表示しています。
映像について
本サイトのレース映像は、競馬主催者などの公式チャンネルが公開し、埋め込みを許可している動画だけを、YouTubeの標準的な埋め込み機能でご紹介しています。権利者に無断で転載された映像は扱いません。牧場の映像も同じ仕組みで、牧場や、牧場を訪ねた方々が自身のチャンネルで公開している動画をご紹介しています。
動画は埋め込み先でもYouTube上で再生され、再生数・広告収益はすべて各チャンネルに帰属します。あわせて各チャンネルの登録ボタンを設け、ご覧になった方が配信元のチャンネルへ辿り着けるようにしています。本サイトが動画ファイルを保存・配信することはありません。
名レースの記憶を残し、馬たちの引退後まで辿るこのサイトが、その映像を遺してくださった各チャンネルと、新しい競馬ファンとの出会いに少しでも役立てば幸いです。
広告について
本サイトは、運営を続けるための費用にあてるため、競走馬プロフィールや成績表など、当サイトが制作したコンテンツが主体のページに広告を掲載することがあります。動画の視聴が主となる場面には広告を置きません。アフィリエイトリンクなどを掲載する場合は、広告であることがわかる表示を行います。
アクセス解析について
本サイトは、閲覧状況の把握と改善のため、Googleアナリティクスを利用しています。GoogleアナリティクスはCookieを用いてアクセス情報を収集しますが、個人を特定する情報は含まれません。仕組みの詳細はGoogleのポリシーと規約をご確認ください。Cookieは、お使いのブラウザの設定で無効にすることもできます。
免責事項
掲載内容には正確を期していますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本サイトの利用、およびリンク先の外部サイトの利用によって生じた損害について、運営者は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせ・権利者の方へ
掲載内容についてのお問い合わせ、誤りのご指摘、掲載をご希望されない場合の削除・修正のご依頼を承ります。権利者やご関係者の方からのお申し出には、内容を確認のうえ、速やかに対応いたします。お問い合わせ先は、準備が整い次第このページに掲載いたします。映像については、各チャンネル側の設定でも表示を停止いただけます。