名馬の記憶を、
再生する。
サイトの出馬表
このサイトの、すべての入口。- 今週の競馬WEEKLY重賞日程・観戦コラム・展開シミュレーション
- 名馬録HORSES馬柱と映像で辿る、一頭の全成績と引退後
- レースRACES重賞ごとの歴代優勝馬と、その映像
- 年表TIMELINE一年一走 — 1950年から、年ごとの紙面で
- 物語STORIES三冠馬の系譜、芦毛の怪物たち — 連載読み物
- 牧場帖BOKUJŌ-CHŌ北海道 — 引退馬たちの「いま」を訪ねる帳面
- ドリームレースDREAM時代を越えた夢の一戦を、千回走らせる
- このサイトについてABOUT方針・映像と画像の扱い・お問い合わせ
物語で辿る
テーマ別に名馬の歴史を読む・観る年表ICHINEN-ISSO — 2400m
牧場帖
一年ずつ、顔ぶれをたどる。引退した名馬たちの繋養・在籍と映像を綴る帳面。名馬録
スライダーを動かすと、その世代に生まれた馬を獲得賞金の多い順で表示します。
エピファニー
通算成績21戦6勝
獲得賞金1億5,561万円
生年月日 2019.01.30(令和元年)毛色 青鹿毛性 牡
全成績
主要戦績(抜粋)・新しい順| 年月日 | 着順 | レース | コース | 人気 | 騎手 | タイム | 上り3F | 映像 |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 13 | GIIIエプソムカップ | 東京 芝1800 | 17人気 | 杉原誠人 | 1:46.0 | 上り33.8 | 映像 | |
| 11 | GIII小倉大賞典 | 小倉 芝1800 | 12人気 | 杉原誠人 | 1:46.3 | 上り35.5 | 映像 | |
| 15 | GIII新潟大賞典 | 新潟 芝2000 | 13人気 | 荻野極 | 2:03.1 | 上り36.6 | 映像 | |
| 5 | GIII小倉大賞典 | 小倉 芝1800 | 2人気 | 杉原誠人 | 1:46.4 | 上り34.5 | 映像 | |
| 11 | GIIIチャレンジカップ | 京都 芝2000 | 7人気 | 杉原誠人 | 2:00.6 | 上り37.2 | 映像 | |
| 2 | GIII中京記念 | 小倉 芝1800 | 2人気 | 杉原誠人 | 1:47.2 | 上り36.2 | 映像 | |
| 10 | GI大阪杯 | 阪神 芝2000 | 13人気 | 杉原誠人 | 1:58.9 | 上り34.6 | 映像 | |
| 1 | GIII小倉大賞典 | 小倉 芝1800 | 3人気 | 杉原誠人 | 1:45.1 | 上り34.6 | 映像 | |
| 11 | GIII中山金杯 | 中山 芝2000 | 1人気 | R.ピーヒュレク | 1:59.5 | 上り35.1 | 映像 | |
| 4 | GIIIチャレンジカップ | 阪神 芝2000 | 4人気 | C.ルメール | 1:59.0 | 上り34.7 | 映像 | |
| 1 | OPケフェウスS | 阪神 芝2000 | 2人気 | C.ルメール | 1:57.2 | 上り35.0 | — | |
| 8 | OP関越S | 新潟 芝1800 | 3人気 | 戸崎圭太 | 1:45.1 | 上り34.1 | — | |
| 3 | OPメイS | 東京 芝1800 | 3人気 | C.ルメール | 1:45.2 | 上り34.2 | — | |
| 4 | L東風S | 中山 芝1600 | 2人気 | C.ルメール | 1:33.4 | 上り33.5 | — | |
| 11 | GIIアメリカジョッキークラブカップ | 中山 芝2200 | 2人気 | 戸崎圭太 | 2:15.4 | 上り36.7 | 映像 | |
| 1 | ノベンバーS | 東京 芝1800 | 2人気 | 戸崎圭太 | 1:45.4 | 上り33.3 | — | |
| 1 | 白井特別 | 中山 芝1800 | 1人気 | 戸崎圭太 | 1:47.8 | 上り34.6 | — | |
| 1 | 3歳1勝クラス | 東京 芝1800 | 1人気 | D.レーン | 1:46.4 | 上り34.1 | — | |
| 1 | 3歳未勝利 | 中山 芝1800 | 1人気 | 戸崎圭太 | 1:49.9 | 上り34.7 | — | |
| 3 | 2歳未勝利 | 東京 芝1800 | 1人気 | C.ルメール | 1:49.2 | 上り35.3 | — | |
| 2 | 2歳新馬 | 東京 芝1800 | 2人気 | C.ルメール | 1:50.3 | 上り33.5 | — |
血統
金色の名は 名馬ジャーニー に掲載 — その馬のページへ| 父エピファネイアEpiphaneia | シンボリクリスエスSymboli Kris S | Kris S. |
| Tee Kay | ||
| シーザリオCesario | スペシャルウィークSpecial Week | |
| キロフプリミエールKirov Premiere | ||
| 母ルールブリタニア | ディープインパクトDeep Impact | サンデーサイレンスSunday Silence |
| ウインドインハーヘアWind in Her Hair | ||
| ミュージカルウェイMusical Way | Gold Away | |
| Mulika |
旅程 — この馬の物語
2019年生まれの青鹿毛の牡馬。父エピファネイア、母ルールブリタニア。主な勝ち鞍は小倉大賞典。
公現祭の血 ― 名前の由来
安平のノーザンファームで2019年1月30日に生まれた青鹿毛は、血の器に恵まれていた。父はエピファネイア。母ルールブリタニアは、その父にディープインパクトを持つ良血牝馬である。母の全姉は、二冠牝馬ミッキークイーン——2015年のオークスと秋華賞を制した名牝だ。いとこには、2023年のエリザベス女王杯を勝ったブレイディヴェーグがいる。牝系をたどれば、GIの盾がいくつも並ぶ一族。その末に、シルクの勝負服を着て一頭の牡馬が生まれた。 名は、エピファニー。英語で「公現祭」、そして「ひらめき、天啓」を意味する。父エピファネイアがギリシャ語の公現祭に由来し、さらに父の母シーザリオともども、シェイクスピアの『十二夜』に連なる名だった。十二夜とは、公現祭の前夜のこと。父から子へ、名は同じ祝祭のまわりを静かに巡っていた。血に約束された格は、いつ、どんなかたちで姿を現すのか。物語は、その問いから始まる。
善戦の器 ― デビューから重賞の壁
2021年10月16日、東京の芝1800メートル。ルメールを背にした新馬戦は、ライラックに半馬身及ばず2着だった。勝ち切れないまま年を越し、明けて2022年3月5日、中山の未勝利戦を戸崎圭太で制してようやく初勝利を挙げる。そこからは堅実だった。白井特別、ノベンバーステークスと勝ち上がり、2023年秋にはケフェウスステークスを制してオープンの座を得る。 だが、重賞という一段高い扉は、なかなか開かなかった。2番人気で臨んだアメリカジョッキークラブカップは11着。年明けの中山金杯は1番人気に推されながら、これも11着に沈む。掲示板の常連でありながら、あと一つが足りない。血の格が問われるほどに、その一勝の重さは増していった。
小倉の直線、ひらめきの日 ― 二〇二四年二月十八日
転機は、初めての手が連れてきた。2024年2月18日、小倉大賞典。鞍上は杉原誠人。この馬に跨がるのは、この日が初めてだった。1992年生まれ、2011年のデビュー。かつて藤沢和雄厩舎に籍を置き、2022年にフリーとなったこの騎手に、派手な勲章は多くない。中間は栗東に滞在して連日エピファニーに触れ、信頼を確かめてから本番を迎えた。 逃げたセルバーグが、1000メートル通過57秒2の激流をつくる。杉原はエピファニーを中団に置き、脚を溜めた。直線で外へ持ち出すと、ハイペースに消耗した先行勢を一気に飲み込んで差し切る。時計は1分45秒1。血に約束されていた格が、ようやく一つの重賞というかたちで姿を現した瞬間だった。「エンジンはすごいです」[^1]。淡々とした口ぶりの奥に、初コンビで最高の答えを引き出した手応えがにじんだ。 管理する宮田敬介にとっても、この一勝には特別な縁があった。母ルールブリタニアは、宮田が国枝栄厩舎で修業していた時代に出会った馬。かつて見知った牝馬の子が、いまその手で重賞を勝ったことになる。血と縁が、小倉の直線で一度に報われた。
出典:中日スポーツ「【小倉大賞典】末脚さく裂で初重賞Vのエピファニー 初コンビで最高の結果出した杉原「エンジンすごい」」2024年2月18日配信、https://www.chunichi.co.jp/article/855390、閲覧日:2026年7月19日。
格への挑戦と、小倉巧者
杉原との歩みは、その後も続いた。重賞馬となったエピファニーは、一族の格が指す先——GIへと向かう。2024年3月31日、大阪杯。だが13番人気の評価をはね返せず10着に終わる。頂の壁は、やはり高かった。それでも夏に小倉へ戻ると、この馬は自分の土俵を思い出す。この年は小倉で行われた7月の中京記念を、2番人気で2着に好走した。勝った一戦も、惜敗した一戦も、舞台はいつも小倉の芝だった。 けれど、時計は非情でもある。明けて2025年の小倉大賞典は2番人気で5着、新潟大賞典は15着。2026年に入ると、得意だったはずの小倉大賞典で11着、エプソムカップは13着と、成績は下降線を描いた。あの直線でひらめいた末脚は、少しずつ影を帯びていく。
まだ、次の直線へ
21戦6勝。重賞は、あの小倉大賞典ただ一つ。二冠牝馬を伯母に、GI牝馬をいとこに持つ血からすれば、派手な戦績とは言えないかもしれない。だがこの馬は、約束された格を一度だけ、まぎれもない重賞のかたちにして見せた。ある騎手の初コンビの相棒として、修業時代の縁を実らせる子として、小倉の直線に確かな一日を刻んだのだ。 7歳になったいまも、エピファニーは現役にとどまっている。放牧に出て、また戻ってくる。次にゲートが開くとき、あの直線でひらめいた脚がもう一度よみがえるのかは、まだ誰にも分からない。公現祭の名を負った馬は、次の天啓を静かに待っている。
このサイトについて
名馬ジャーニーとは
名馬ジャーニーは、競馬の名レースと、引退した馬たちのその後を記録する、個人運営のアーカイブサイトです。数分のレースだけでなく、馬がターフを去ってからの時間まで辿れることを大切にしています。JRAなどの競馬主催者・関連団体とは関係のない、一人の競馬好きが続けている場所です。
情報について
本サイトの競走馬プロフィールやレース記録は、報道記事やWikipediaなど、一般に公開されている情報をもとに、当サイトの言葉で整理・編集しています。各馬の歩みをたどる読み物には、参考にした記事の出典を末尾に記載し、引用は必要な範囲にとどめています。
競走成績などのデータは、Wikipediaを主として一般に公開されている情報を参考に、当サイトが独自に整理・編集したものです。JRAの公式サイトやJRA-VAN、netkeibaといった競馬情報サービスのデータベースを転載・複製したものではありません。個人が公開情報をもとにまとめたものであり、内容の正確性を保証するものではありません。
文章の制作には生成AIを活用し、運営者が確認のうえ公開しています。ただし個人による運営で、一部は自動的に更新されるため、誤りや古くなった情報が含まれている場合があります。誤りにお気づきの際は、お知らせいただけると幸いです。馬券の購入その他の判断は、JRA・各主催者の公式発表にもとづき、ご自身の責任で行ってください。
画像について
本サイトに掲載している競走馬のイラストなどの画像は、AIで生成したオリジナルのものです。実在する写真を複製・加工したものではありません。競走馬の毛色や特徴を完全に再現できるものではない点は、あらかじめご了承ください。なお、映像のサムネイルは、YouTube上の各動画のサムネイル画像を表示しています。
映像について
本サイトのレース映像は、競馬主催者などの公式チャンネルが公開し、埋め込みを許可している動画だけを、YouTubeの標準的な埋め込み機能でご紹介しています。権利者に無断で転載された映像は扱いません。牧場の映像も同じ仕組みで、牧場や、牧場を訪ねた方々が自身のチャンネルで公開している動画をご紹介しています。
動画は埋め込み先でもYouTube上で再生され、再生数・広告収益はすべて各チャンネルに帰属します。あわせて各チャンネルの登録ボタンを設け、ご覧になった方が配信元のチャンネルへ辿り着けるようにしています。本サイトが動画ファイルを保存・配信することはありません。
名レースの記憶を残し、馬たちの引退後まで辿るこのサイトが、その映像を遺してくださった各チャンネルと、新しい競馬ファンとの出会いに少しでも役立てば幸いです。
広告について
本サイトは、運営を続けるための費用にあてるため、競走馬プロフィールや成績表など、当サイトが制作したコンテンツが主体のページに広告を掲載することがあります。動画の視聴が主となる場面には広告を置きません。アフィリエイトリンクなどを掲載する場合は、広告であることがわかる表示を行います。
アクセス解析について
本サイトは、閲覧状況の把握と改善のため、Googleアナリティクスを利用しています。GoogleアナリティクスはCookieを用いてアクセス情報を収集しますが、個人を特定する情報は含まれません。仕組みの詳細はGoogleのポリシーと規約をご確認ください。Cookieは、お使いのブラウザの設定で無効にすることもできます。
免責事項
掲載内容には正確を期していますが、その正確性・完全性を保証するものではありません。本サイトの利用、およびリンク先の外部サイトの利用によって生じた損害について、運営者は責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。
お問い合わせ・権利者の方へ
掲載内容についてのお問い合わせ、誤りのご指摘、掲載をご希望されない場合の削除・修正のご依頼を承ります。権利者やご関係者の方からのお申し出には、内容を確認のうえ、速やかに対応いたします。お問い合わせ先は、準備が整い次第このページに掲載いたします。映像については、各チャンネル側の設定でも表示を停止いただけます。